長和町『歴史と文化に触れる!中山道宿場町めぐりコース』

中山道の面影を色濃く残す長和町には、旅人の記憶と文化が息づく町。宿場町の佇まいや博物館で歴史に触れ、ダッタンそばで地元の味を堪能し、ワインや特産品を手に取ってふと立ち止まる。歩いて、見て、味わって。五感で楽しむ旅となりました。

1.長和の里歴史館

9:00着 10:00発

旅のはじまりは「長和の里歴史館」から

今回の旅の起点は、長和町にある「長和の里歴史館」です。中山道と北国街道の分岐点に位置する長和町は、古くから人や物が行き交い、独自の文化が育まれてきた場所です。展示室には、農具や生活道具、江戸時代の街道資料が並んでいました。
長和町には中山道の宿場町「和田宿」と「長久保宿」があり、昔の旅人たちがこの町を通って善光寺を目指したそう。旅のはじまりにそんな“旅人の歴史”に触れると、自然と足取りにも味わいが出てくる気がします。
実際に歩いてみると、静かな風景のなかに石仏が佇んでいたり、小さな水路の音が聞こえてきたりして、どこか懐かしいような、おだやかな時間が流れていました。

長野県小県郡長和町和田147-3
0268-88-0030


30分

2.黒耀石体験ミュージアム

10:30着 11:45発

旅に歴史と体験を添える場所

次に訪れたのは、黒耀石体験ミュージアム。ここは霧ヶ峰高原の東北端、国指定史跡・星糞峠黒耀石原産地遺跡の麓にある博物館です。その名の通り、黒耀石(黒曜石)の歴史と文化に触れられます。館内には発掘調査の成果が、実物資料やアニメーション、模型で展示されていました。
そして楽しめるのは体験メニューです。実際に矢じりや勾玉づくりなどに挑戦できます。大人も子どもも楽しみながら、縄文時代の道具作りの感触を味わえます。また、博物館から徒歩で向かえる場所には「星くそ館(黒耀石鉱山展示室)」も。縄文人が黒耀石を採掘した鉱山の地下の様子を再現した展示もあり、太古の営みが目の前に広がるようです。巨大な時の流れと、人びとの暮らしの知恵に思いを馳せる時になりました。

長野県小県郡長和町大門3670-3
0268-41-8050


15分

3.信濃霧山ダッタンそば

12:00着 13:30発

旅のランチは信濃霧山ダッタンそばで

歴史や文化に触れて歩いてきたら、そろそろお腹がすいてきました。そんなときに立ち寄りたいのが、長和町大門にある「レストラン緑の花そば館」。ここは信州長和の名物、信濃霧山ダッタンそばを楽しめるレストランです。
店内では、そば粉100%で打った十割ダッタンそばや、そば粉を使った生パスタ、季節の天ぷらといった豊富なメニューが並びます。ダッタンそばは香りが豊かで、地元で大切に栽培されたそば粉ならではの風味が感じられる一皿です。
緑の屋根が目印の建物は、レストランと売店が一体になっていて、食後にお土産を見て回るのも楽しい場所。地元産の乾麺やそば製品が並ぶ売店もチェックしてみましょう。
ランチタイムは 11:00〜15:30(ラストオーダー)、木曜日が定休日ですが、祝日は営業しているので旅の計画に合わせやすいのも嬉しいポイントです。

長野県小県郡長和町大門2464-2
0268-68-4232


15分

4.マルシェ黒耀

13:45着 14:45発

 長和町の“おみやげステーション”

長和町の旅でお土産探しに立ち寄りたいのが、道の駅マルメロの駅ながと内にある「マルシェ黒耀」です。ここは、地元産の新鮮な野菜や果物、米や加工品、手工芸品など、長和町ならではの特産品がずらりと並ぶ直売&おみやげスポット。長和町奨励品をはじめ、季節感のある商品が充実していて、旅の思い出を持ち帰るのにぴったりです。
店内にはミニスーパーやセレクトショップのコーナーもあり、日常使いの食品から贈答品まで幅広くそろっています。ふらりと歩くうちに、どれにしようか迷ってしまうほど見どころが多く、家族や友人へのお土産選びにも心が弾む空間です。
そしてここでは、地元・長和町で育てられたブドウ100%のワインも販売されています。マルシェ黒耀でしか出会えないワインは、地元の風土が育んだ味わいとして、旅の締めのおみやげにおすすめです。

長野県小県郡長和町古町2643-3
0268-75-8735


15分

5.ふれあいの湯

15:00着

和田宿温泉でゆったり癒しの時間

旅の最後に立ち寄るのは、長和町の和田宿温泉にある「ふれあいの湯」です。広々とした運動公園「湯遊パーク」の一角にある日帰り温泉施設で、湯船からは和田宿の町並みや周囲の山々の景色を一望できます。泉質は カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉 と呼ばれる療養泉で、身体の疲れをやわらげるだけでなく、肌に優しい「日本三大美人泉質」のひとつとも言われるお湯です。露天風呂に浸かりながら四季の空気を感じると、旅の疲れがすっと抜けていくような気持ちに。心も体もゆったりとほぐれて、長和町での一日を気持ちよく締めくくることができました。

長野県小県郡長和町和田4329
0268-88-0001

湯けむりに包まれて、今日という一日をふり返ります。歩いた道のり、歴史に触れた瞬間、味わったひと皿など。そのどれもが、長和町の魅力として心に浮かびます。
心も体もすっかりほぐれたら、そろそろ帰路へ。またふと思い出して、ふらりと訪れたくなるような、そんな旅になりました。